UIキットとは？長所や短所も使い方も解説
Webサイトやアプリデザインを効率化＆高クオリティを促進するUIキットについて紹介します。 UIキットとはアドビ製品のAdobeXDから出ているデザイン集で、アドビ自体がメジャーでAdobeXDも機能が充実しているので多くのUIキットが出回っています。 UIキットの長所や短所、使い方も解説しますので是非参考にして下さい。
Part 1:UIキットとは？
UIキットとは
UIキットとはAdobeXDで使えるWebサイトやアプリを彩るボタンやアイコンなどの見た目。もしくはフォームやヘッダーと言ったプログラミング的な要素が詰まったものです。 UIデザインが詰まったもの及び作成ツールは沢山あるのですが、UIキットと言う名称ではAdobeXD用のためのデザイン集となります。
AdobeXDとはそのものずばり、Webサイトやアプリなどを作る為のソフトで、以前は同じAdobe製品のIllustratorで設計図やデザインそのもの作っていたわけです。
しかしそもそもIllustratorは、それ用に作られていたわけでもないのもあってAdobeXDに取って代わりつつあります。UIキットにはそれに付随する形となっているわけなのです。 UIキットがあれば簡単な操作で、しかも短時間で質の良いUIデザインが作成できるので現在のデザイナーがAdobeXDやUIキットを使いこなすのは、必然的と言えるかもしれません。
長所
デザイン作成に苦手意識を感じる人でも、簡単に質が良いものを作れるのが長所です。UIキット自体の完成度が高いものが多いから、必然的と言えます。ちなみにその完成度が高いUIキットを見つけるのはいとも簡単です。
他にも作成できるのは動的なコンテンツや画面構成のワイヤーフレームなど、今までプログラミングの本格的な知識を付けないと出来ないと思っていたものが、UIキットなら簡単に作成できます。
ユーザーからのAdobeXD及びUIキットのレポートも活発なので、これらを読めば最新のWebサイトやアプリ作りの考えを学べると言っても過言ではありません。
短所
デザイン集だけあるUIキットなだけあって、頼り切ると自分で一からデザインする力が無くなる可能性があります。
またみんなよく使っているようなUIキットを安易に使うと、ユーザーによっては「このデザイン見た事がある」と、チープな印象を与えかねない側面があります。
またAdobeXDが使えないとUIキットも同様になるのも短所と言えます。
AdobeXD は単体プランでは月に1,298 円なので、無料体験版はあるとは言え7日間だけなので、UIキットを正直初心者が一週間ですぐに使いこなせる事は少ないと思います。
よってUIキットはAdobeXDをある程度使いこなしているユーザー向けと言えます。
Part 2:UIキットの使い方
続いてUIキットの使い方について説明します。なお今回はWindowsパソコンにて、AdobeXDを立ち上げファイルを開いている前提で話します。
まず左上の「ファイル」から「UIキットを入手」をクリック。4つの選択肢が出ますが今回はAdobeのレクチャーに倣って、「ワイヤーフレーム」を選んで下さい。
すると自動的に『xdtrail-ws-b-01.zip』と言うUIキットの圧縮ファイルがダウンロードされます。
ダウンロード後、解凍し『sample.xd』と『sample_complete.xd』のファイルをそれぞれダブルクリックするとAdobeXD上で開きます。
もしくは上記はAdobeからのものですが、前述の通り多くのサイトでサンプルを公開しているので各種ダウンロードして下さい。
またこれらは直接コピー・アンド・ペーストが可能です。ドラッグ・アンド・ドロップで可能と言っているサイトもありますが、個人的にはドラッグ・アンド・ドロップは同じサンプルファイルでしづらかったので、慣れない内はコピー・アンド・ペーストで良いかと思います。
Part 3: UIデザインに最適なツールの紹介
最後に弊社提供のUIデザインにも最適なWondershare Mockittを紹介させて下さい。
AdobeXDは他のAdobe製品と同じ様に重いイメージがあるかと思います。またアップデートを頻繁に求められるかもしれません。 MockittではツールバーとライブラリパレットからUIデザインにも使える素材が入っており、それこそドラッグ・アンド・ドロップで配置しやすい様に出来ています。 フリープランでもある程度使えますので、是非とも試用して下さい。
新しい話題のサービスはみんなこぞって使い方を説明し、探しやすいのがネットの利点です。 AdobeXD及びUIキットも例外ではなく（それほど真新しいものではないかもしれませんが）、試しやすさを感じてくれると思います。 ただ企業サイトでもたまに見受けられますが、写真に「SAMPLE」の文字が付いているなど素材をただ使っているのが分かるものは、良い印象は与えないと思うので注意して下さい。
