Figma、AdobeXD、Sketchのメリット・デメリット
良いデザインを効率的に作るためには、デザインツールの選び方も重要です。せっかく高い金額を支払ってソフトを購入したのに使いづらかった、となってしまってはもったいないです。そこで、デザイン制作の場で人気の高いツールについて見ていきたいと思います。
Figma vs Adobe XD vs Sketch、違いを詳しく解説する
デザイン作成ツールには様々な種類がありますが、ここでは使われることの多い3つのツールについて、それぞれメリットとデメリットをご紹介します。
① Figma
Figmaはオンライン上で使えるデザインツールです。ワイヤーフレームやプロトタイプ、UIデザインなど幅広く対応しています。
メリット
・複数人で共同編集ができる
チームで作業する場合、1つのプロジェクトを同時に編集したい場面も出てくるかと思います。共同編集機能があるので、例えばオンライン上でデザインについてミーティングをしながら作業ができ、効率よく進めることができます。
・シンプルな操作
デザインソフトを使ったことがある人なら馴染みのあるアイコンが使われているので、直感的に操作することが可能です。全体的にシンプルな見た目で設計されているので、初心者の人も少し使えば操作に慣れてくるでしょう。
・効率的にデザインを作成できる
様々なテンプレートがあるので、初心者の人でも効率的にデザインを作れます。慣れてくれば、簡単なワイヤーフレーム程度なら数分で完成させることも可能です。慣れるまではテンプレートを参考にしながら取り組んでみましょう。
デメリット
・日本語に対応していない
海外製品なので、公式サイトやツール内の説明書きも全て英語になっています。慣れるまでは作業しづらいかもしれません。
・和文フォントが少ない
日本語非対応ということもあり、和文フォントの種類が少ないです。デザインにおいてフォントの選択肢が少ないのは、本格的にデザインしたい場合は別のソフトを使用するのが良いかもしれません。
Figmaは無料・月額12ドル・月額45ドルの3つのプランがあります。使える機能によって料金が変わるので、個人利用かチーム利用かなど考えて最適なプランを選びましょう。
② Adobe XD
人気の高いAdobeの製品で、デザインの場でよく使われているソフトです。
メリット
・ショートカットは他のAdobe製品と同じ
・プロジェクトの共有が簡単
デメリット
・料金が高い
Adobe XD単体で利用す場合は月額1,298円ですが、デザインを作る場合はPhotoshopやillustratorも使われることが多いです。複数のアプリを使えるAdobeCCプランだと月額6,248円と値段はやや高めです。
③ Sketch
SketchはUIデザインに特化したデザインソフトです。
メリット
・シンプルな機能
UIデザインの作成に目的を絞っているため、機能がシンプルで使いやすいです。ソフトを利用する時によく起こるのが、機能が多すぎて使い切れていないわりに動作が重いという現象 です。Sketchでは機能が厳選されているので、その分動作も軽く作業がしやすいです。
・豊富なプラグイン
標準機能だけでは効率が悪かったり、デザインの作成が難しかったりすることがあります。この様な時に役立つのがプラグインです。Sketchはプラグインの種類がたくさんあるので、使ってみて「こんな機能が欲しい」と思ったら導入してみましょう。
デメリット
・Windowsに対応していない
ダウンロードアプリ版とWeb版がありますが、アプリ版はMacしか対応していません。
・日本語に対応していない
Figmaと同様に日本語に対応していません。デザインソフトは海外製品のものが多いため、どうしても日本語対応のツールが少ない傾向があります。 料金は月額9ドルのスタンダードプランとビジネスプランがあります。個人や小規模なチームで利用する場合はスタンダードプラン、会社全体で利用する場合はビジネスプランがおすすめです。
Figma、 Adobe XD、Sketchの代替品Mockitt
この3つのソフト以外にもおすすめのデザインツールがあります。それがWondereshare社のWondershare Mockittです。
・使いやすい設計
Mockittのページ構造はとてもシンプルです。作業パネルはアイコン化されてまとまっているので、どの項目で何ができるのかひと目でわかるようになっています。機能が多いとどこに何があるのかわからなくなりますが、ユーザーが直感的に操作できるよう見やすく配置されています。クオリティの高いツールを使いたいけれど使いこなせるか心配、という方におすすめです。
・日本語対応
Mockittは公式サイトも製品の説明も日本語に対応しています。直感的に操作ができるので使い方で困ることは少ないかもしれませんが、わからないことがあったら公式サイトからユーザーガイドを見てみましょう。基本的な使い方からユーザーが直面するであろう疑問や問題の解決方法について丁寧に解説しています。
・リーズナブルな価格設定
無料プラン、パーソナルプラン(年間6,980円)、エンタープライズプラン(年間9,980円)の3つのプランがあります。一番高いプランでも年間約1万円と、デザインツールとしてはかなりお得です。機能が絞られすぎていて使いづらいということもないため、デザイン初心者から上級者までおすすめです。
様々なデザインツールがありますが、それぞれメリットとデメリットがあります。Wondershare Mockittでは低価格で高品質なツールを提供しているので、「どれを使えばいいかわからない」「買ったソフトが使いづらかった」という方はぜひMockittを導入してみてください。