Webデザイン作成に特化したAdobeXDとは?
Webデザイン作成ツールとして有名なAdobeXDや、AdobeXDの代替品となる他所からの3つの作成ツール。また弊社提供のMockittについても解説しています。 今まで同じAdobe製品であるIllustratorやPhotoshopでWebデザインの雛形を作っていたものが、現在はAdobeXDに取って代わっています。 そのAdobeXDについても詳しく紹介していますので、是非参考にして下さい。
Part 1: AdobeXDとは
AdobeXDとはWebデザインやモバイルアプリを手掛けるためのツールです。 以前は同じアドビ製品のIllustratorやPhotoshopでWebデザインを手掛けていましたが、AdobeXDの登場でこちらの使用比率が上回っているようになっています。 IllustratorやPhotoshopはあくまで画像のためのツールなので、Webデザインやモバイルアプリに特化したAdobeXDがメジャーになっていくのは当然と言えます。
Part2: AdobeXDでWebデザインを作成する方法
アードボードに配置し一枚に付き一つの画面
AdobeXDを立ち上げると、作りたいものに合わせてiPhoneやWebブラウザなどの、デバイスの画面サイズが求められます。(カスタマイズも可能) 今回はWebデザインなので『Web 1920』の1280×800のサイズを選択して下さい。 AdobeXDでは真ん中のアートボード一つに付き一つの画面と言う考え方ですので、複数の画面を用意したい場合は複数のアートボードを追加する事になります。
ツールバーで選択肢したものをアートボードに置き、パネルで細かい設定をする
左側のツールバーには「/」や「T」、長方形マークなど様々な形が並んでいますが、AdobeXDにおいてはこれでテキストボックスや図形などを配置し、右側のパネルでフォントや色など細かい設定をしていきます。
Part3: ウェブデザインツール
Mockitt
AdobeXDの代替品となるWebデザイン作成ツールWondershare Mockitt は、AdobeXDと比べると料金の面で有利となります。
AdobeXDでは月に1298円ですが、Webデザイン作成ツールMockittの場合はPERSONALプランだと一年間で9980円(現在はセールで6980円)。 ちなみに複数人で編集できるENTERPRISEプランだと一年間で15980円(現在はセールで9980円)となっています。 またENTERPRISEプランだと通常の15980円の場合は一ヶ月で1331円ですが、現在のセール価格で考えたら831円となります。
他にもWebデザイン作成ツールMockittは直感的な操作が可能。ソフトのインストールなしでアカウント一つとパソコンとネット環境があれば、どこでも作成出来ますし自動保存も行ってくれます。 さらに災害時用のバックアップ機能もきちんと完備しているなど、AdobeXDの代替品として十分選択肢としてありなのです。 そしてオフライン環境下にいる場合でも、データがダウンロード出来るので作業出来ます。
Figma
FigmaはWeb上で完結できるWebデザインツールです。ソフトウェアをインストールする必要はなく、膨大になりがちなデータを添付するのに時間が‥と言う苦労はありません。 Webデザインツールにおいても現在の主流となっている、リアルタイムで複数人と編集が可能で、また常に自動保存されます。(前の状態に遡って再編集することも可能です。) 他にはAdobe XDやSketchからの豊富なデザインデータを扱う事も出来ます。
InVision Studio
ユーザーのデバイスの画面サイズによって表示を見やすいように変える、レスポンシブデザインが横方向のみならず縦方向にも対応してくれるのが特徴です。 また動的なコンテンツも拡張なしで使用する事が可能な他、ユーザー自身で拡張機能も作れるので本格的なWebデザインはこれ一つで作成する事で出来ます。 オンラインメモソフトが有名なEvernoteもこのソフトを採用しているので、今注目のWebデザイン作成ツールの一つと言えます。
Framer
2人のFacebookの元社員が作った事で知られているWebデザイン作成ツールで、動的であったり文字拡大が可能であったりなど、ユーザーの利便性を上げるJavaScriptを元にWebデザインが作れます。 Webデザイン作成では複数のソフトを使わないといけない場合があるのですが、Framerの場合は構想からプロトタイプまで、これ一本で完結できるので利便性が高いのです。 これもGoogleやFacebookと言った名だたる企業が活用しています。
AdobeXDやAdobeXDの代替品となるWondershare Mockitt含む、様々なWebデザイン作成ツールを紹介しました。 Webデザイン作成ツールの多くは直感的な操作が可能で、複数人での編集も対応していますが当然細かな仕様違いがあります。 つまりは実際に触ってみないと相性の合う・合わないは分からないと思いますが、どのソフトも強力なパートナーとなる可能性があるのです。