デジタルグラフィックとグラフィックデザインって何？
「グラフィックデザイン」と聞くと何を思い浮かべるでしょうか。なんとなく、パソコンで難しい操作をして作っているようなイメージを持つ人もいるかも知れません。グラフィックデザインの意味や、デザインを作るのに非常に便利なデザインツールをご紹介します。
Part 1: デジタルグラフィックとグラフィックデザインの違い
グラフィックデザインとは
グラフィックデザインとは、チラシやポスター、商品のパッケージなど主に紙に印刷されたものを指します。デザインと言ってもただ美しく飾るのではなく、イラストや写真、文字などを使ってメッセージ性を持たせた装飾を施すことで伝えたい情報を表現します。ここでいうグラフィックとは、様々な要素（イラスト・写真・文字・記号・図形）を指します。
グラフィックを用いることで視覚的なアプローチをし、問題を解決することがグラフィックデザインのゴールです。そのため、例えば商品パッケージでは商品のイメージや名前をデザインに落とし込み、売上を上げるために考え抜かれてデザインされています。商品を売りたいという問題や要望を、視覚的なコミュニケーションを使って解決するのです。
デジタルデザインとは
一方デジタルデザインとは、パソコンを使ってグラフィックデザインのように視覚的な表現することやそのための機能、それによって作られた画像や映像のことを指しています。基本的にはパソコンのソフトを使って何もない状態から生み出されたものを指しますが、元となる写真や映像にパソコンで作ったこれらの素材を合成したり、加工処理したりしたものを指す場合も多いです。
また、デジタルグラフィックには2次元的なものと3次元的なものがあります。3次元では座標とベクトルを計算して位置関係を表し、色や質感、光と影の付き方などリアルな表現が可能です。2次元ではベクター画像やラスタ画像などが当てはまります。ベクター画像とはPDFやSVGなど画質が劣化しないもの、ラスタ画像はPNGやJPEGなどドットが集まった画像で拡大するとぼやける特徴があります。
デジタルグラフィックとグラフィックデザインの違い
紙を媒体に表現するグラフィックデザインに対し、デジタルグラフィックは全てコンピューターで完結させます。グラフィックデザインの例として、街中で目にするポスターを取り上げてみましょう。街中のポスターは歩く人々の目に止まりいかに情報を伝えられるかどうかが重要です。そのため、グラフィックデザイナーはメッセージをわかりやすく伝えるためにビジュアル的な要素を駆使します。
デジタルグラフィックには２DCGと3DCGがあります。CGはよく現実では再現が難しい場合によく用いられます。例えば、実写映画で恐竜やこの世に存在しないものが出てくる場面では、３DCGを使ってそれらを表現します。２DCGと比べて奥行きの情報を持っているので、よりリアルに表現できます。２DCGは奥行きを持たない平面のみの情報です。アニメなどがこれに当てはまります。このように普段の生活でデジタルグラフィックがどういうものなのか意識することはあまりありませんが、実は身近なところで使われているのです。
Part 2: グラフィックデザインを作成するツールMockitt
Wondershare Mockitt はオンラインで使えるデザインツールです。ここでは、その使い方と便利な機能をいくつか紹介します。
① 直感的な操作
シンプルな操作で複雑なデザインも作れるのが特徴です。デザインツールでは使える機能が多いゆえに操作が難しく、使いこなせるためには慣れるしかありませんでした。しかし、Mockittはひと目でわかる作業パネルを導入しているので、初めて使う人でも簡単に操作できます。
② チーム作業
グラフィックデザインを作る時、チームで作業することも多いでしょう。そんな時に便利なのがリアルタイムの編集機能です。これは同じファイルを複数人で同時に見ながら編集できる機能です。通常、作成物を共有したい場合はファイルを共通のフォルダなどに入れておいてそれを各自で見ることしかできません。しかしオンラインツールという特性を活かし、どのパソコンからでも同時にファイルにアクセスできるようになっています。チームで作業する場合はもちろん、クライアントと作成物を見ながら打ち合わせをすることも可能です。
③ 選べるファイル形式
PNG、PDF、HTML、Androidの4つからデザインの出力形式を選べます。例えばクライアントと都合が合わずリアルタイムでの共有ができなかった場合、何かしらの形でデザインを見せる必要が出てくるかと思います。4種類の形式に対応しているので、その場に応じてもっとも適切なものを選びましょう。PNGはその特性上拡大すると画像が見えづらくなります。そのため、PDF形式で出力して共有するのがおすすめです。
④ 使いやすい価格設定
フリープラン、パーソナルプラン（年間6,980円）、エンタープライズプラン（年間9,980円）の3種類があります。フリープランでも十分使えますが、より本格的に使いたい場合はパーソナルプランがおすすめです。個人～少人数のチームでの利用に対応しています。もっと大人数で使いたい場合はエンタープライズプランがおすすめです。作れるプロジェクトの数も無制限なので、企業単位で利用したい場合に活用してみてください。
普段の生活の中であまり意識することがないグラフィックデザインですが、実は身の回りにあるものの多くがグラフィックデザインです。意識してみるといろいろなことが見えてくるかも知れません。もしこのようなデザインを作りたいと思ったら、Wondershare Mockittを使って人々の心にアプローチできるようなものを作ってみましょう。
